卵巣年齢を調べる(AMH)

・AMHとは?(抗ミューラー管ホルモンとは?)

AMHとは、抗ミューラー管ホルモンと呼ばれる女性ホルモンの一種です。
卵巣の中にある、これから育っていく卵胞(発育卵胞、前胞状卵胞)から分泌されるホルモンです。
原始卵胞(生まれつき卵巣の中にある、まだ育っていない卵胞)が少なくなってくると、
だんだんと、AMHの値が低くなってきます。
つまり、AMH値が高いとこれから育つ卵胞が、卵巣内にまだまだたくさんある状態。
値が低いと、卵胞が少なくなってきている状態、ということです。

・AMHの長所

AMHの長所は、
・FSHやLHなどのように、月経周期や薬剤による値の変動がないところ
・FSHやLHに比べると、より正確な卵巣年齢を計れるところ

・AMHの問題点・AMHの短所

AMH検査は一般に、「卵巣年齢を計る」と言われています。

しかし、実際には、AMH検査は「卵巣の中にこれから育つ卵胞がどれくらい残っているか」を調べます。
なので、AMHが低くても実際には簡単に妊娠できる人が結構います。

「AMHが低いから、私はもう子供は難しいんだ」とあきらめてしまう人もいますが、そうではなくて、
「AMHが低いのは、残っている卵胞が少ないだけ」でして、
最近出た論文を読む限り、「AMHの高低」と「卵巣年齢・卵子の質」は、結構、違うという結果が多いので、
低いからと言って、がっかりする必要はないと思います。
実際、AMHが検出できない位低い人でも、結構、妊娠することがわかっています。


        新基準 ng/mL ( 旧基準 pmol/L )
31歳以下  6.21 ng/mL (44.3pmol/L )
32-33歳  5.42 ng/mL (38.7pmol/L )
34-35歳  4.75 ng/mL (33.9pmol/L )
36-37歳  3.82 ng/mL (27.3pmol/L )
38-39歳  3.18 ng/mL (22.7pmol/L )
40-41歳  2.44 ng/mL (17.4pmol/L )
42-43歳  1.67 ng/mL (11.9pmol/L )
44-45歳  1.31 ng/mL (9.4pmol/L )
46歳以上  1.00 ng/mL (7.1pmol/L )
[PR]
by acure0038 | 2013-02-15 14:59 | 妊娠しやすい体作り
<< 冷え性対策 (靴下重ね履き) 不妊治療の基礎検査 >>