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妊娠時に風疹にかかるとなぜ良くないの?

妊娠初期に風疹にかかると

妊娠初期に風疹にかかることがどのように危険なのでしょうか。
先ず、先天性風疹症候群という症状がありますが、
これは妊婦が感染した後で、お腹の赤ちゃんもウイルスに感染しておこる症状です。
心臓、視覚、聴覚などに障害を残す可能性があります。

具体的には目では白内障緑内障精神発達のおくれが確認されています。
中でも多く診断されているのは白内障、心奇形、難聴だそうです。
また、低体重児の可能性もあります。
これらの症状が赤ちゃんに出た場合、必ずしも風疹だけが原因とは言えませんが、
もしも妊娠初期に風疹にかかっていたなら大きく影響していると考えられます。

妊娠4週までに感染した場合、6割前後の確率で障害が発生します。
しかし確率は徐々に減っていき、妊娠21週以降の感染では、
風疹に感染しても妊娠が続行できることがほとんどです。
このことからも、特に妊娠初期の感染が危険だと分かると思います。


風疹の予防接種率の低い世代

昭54年4月2日~昭和62年10月1日に生まれた方は風疹の予防接種率を受けていない確率が高い世代だそうです。
法令の改正によって今まで中学校で接種していたのに、今度は赤ちゃんに接種することになりました。
その為、その頃小学生だった子どもは中学で受けるはずだったのに受けることができなくなったのです。
by acure0038 | 2013-03-28 18:38 | 妊娠・出産
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