野菜ジュースは野菜の代わりになるか?!

結論から言うと野菜ジュースは、野菜まるごとの代わりになりません。
緑黄色野菜は食べて栄養を取ることを中心にし、ジュースは補助として利用することが望ましいようです。
(野菜の種類によっても、それぞれに含まれる栄養素は違いますので、ジュースの場合も、得られる栄養素は商品によって異なります。)


生野菜と野菜ジュースの大きな違いは、製造過程(加熱等)で「ビタミンC、ミネラル、酵素、食物繊維」が失われてしまうことです。
そしてまた、「噛む」という行為があるかないかという点も大きなポイントです。

食物繊維の多い野菜を、しっかり噛んで食べることにより、ホルモンが分泌され、過剰な食欲を抑制したり、代謝が活発になり、消費エネルギーが高まるなどの効果、よく噛みゆっくり食べることによって、満腹感が高まり食べすぎを防いだり、食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果等が期待できます。

また、野菜に含まれる食物繊維は排便の促進や、耐糖能改善作用や血清コレステロール低下作用などが認められていますので、しっかり食物繊維が摂れるように野菜を食べた方がよいでしょう。



■どの程度野菜の代わりになるの?
120g の生の緑黄色野菜を食べた時摂取できる栄養成分量(推定値)と、野菜ジュース1 パッケージを飲んで摂取できる栄養素を比較した場合( 1 日の緑黄色野菜 摂取目標量 120g )

▼ ビタミンA
7/10 銘柄は、食べて摂れるのとほぼ同じかそれを超えていました。
果汁の割合の多い(果汁80 %)ものはビタミンA 効力がほとんど認め
られませんでした。

▼ ビタミンC
補給効果は小さいです。
120gの生の緑黄色野菜を食べて摂取できるる量の、30%未満しか
摂れない銘柄が半数を超えました。

▼ ミネラル
補給効果は小さいです。
銘柄によって含まれるミネラル量には大きな差があり、
鉄では銘柄により60倍程度の差がありました。
(添加物として鉄が加えられている銘柄を除くと銘柄間で3倍程度の差)

「ビタミンやミネラルを1 パッケージで十分に満たす銘柄はなく
補給効果の期待できるものは少ない。」という結果です。

▼ 食物繊維
補給効果は小さいです。
多いものでも同重量の生野菜の1 /3 程度 ~ ジューサーでつくった
ジュース程度しか含まれていません。
不溶性の食物繊維量は、生野菜と比べ極めて少量しか含まれていません。
全銘柄が半分未満で、まったく含まれていないものも2銘柄ありました。

▼ 糖分
果汁の割合が高くなるほど糖類量が増え、エネルギーも多くなる傾向です

▼ 添加
野菜をまるかじり、野菜や果物など天然の素材が原材料とイメージされる
商品ですが、一部の銘柄では、食物繊維やビタミン、ミネラル等を添加
してあります。(原材料には表示)
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by acure0038 | 2013-04-30 09:35 | 食物の薬効
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