一般に妊娠しやすい時期というのは、「排卵日の3日前~排卵日後1日くらい」と言われています。
これは、「精子の寿命期間を3日+卵子の寿命期間を1日」とした考えに基づく期間です。 では実際にはどうでしょう。 卵子の寿命は個人差がありますが6~24時間くらいと言われます。そして、精子と出会うために「卵管膨大部」というところまで移動します。 一方、精子の寿命は3~5日と言われます。しかしこれも個人差があり、実際には2日~1週間くらいです。 寿命期間内でも鮮度が大切ですから、卵管膨大部に移動したときにすでに精子が待っている状態がいいのです。(デートの時は男が先に着いて待っているべき!ということか?!) 精子も卵子も卵管膨大部で出会うときに、鮮度が良いほど妊娠しやすくなります。老化した精子や卵子では受精能力が減少しているのです。 しかし、卵子と精子の移動速度には個人差があります。卵管膨大部まで、なかなかたどり着けない卵子もいれば精子もいるのです。 元気のいい精子は射精後わずか1時間もしないで、卵管までたどり着くようですが、休み休みゆっくり移動する精子の場合には、排卵日の1~2日前が1番妊娠しやすい日でしょう。 この卵子と精子の鮮度、あるいは移動速度は体調によっても変化します。「卵胞が成熟しきってない」「精子が最初から活力がない」など、風邪や睡眠不足、ストレスや食生活などでも微妙に変化が出てしまうのです。 卵子・精子の寿命や移動速度に個人差があると言いましたが、ということは、この図のように妊娠可能な時期というのはこんなにも長いのです。 もし、まだ子供を望んでいない場合、月経後すぐだからまだ大丈夫!と思っているとできてしまうかもしれません。 逆に、自分たちは健康だから!と思っていても、睡眠不足やストレスなどの体調の変化で寿命が短くなったり、運動性が損なわれてしまうことがあるということです。 アキュア鍼灸院 http://acure0038.com/
by acure0038
| 2007-05-15 19:05
| 妊娠しやすい体作り
|
Twitter
最新の記事
記事ランキング
カテゴリ
全体 妊娠しやすい体作り 妊娠・出産 腰痛 めまい・耳鳴り 頭痛 前立腺肥大 小児 中医学(中国医学) 食物の薬効 冷え性 花粉症 嗄声・失声症 交通事故 特発性血小板減少性紫斑病 肝臓病 腎臓病 のど・咳 胃腸 その他 以前の記事
2014年 08月 2014年 04月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 06月 2012年 04月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 検索
その他のジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||