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肝臓が悪くなるとエストロゲンが増加する!?

エストロゲンの分解は肝臓で行われており、肝機能が低下すると血液中のエストロゲンが増加します。
という現象が病気として現れているのが「肝硬変」。血液中のエストロゲンが高いと、男性の女性化が目立ちます。例えば肝硬変の患者で見られる女性化乳房とは男性の乳腺の大きくなった状態です。睾丸の萎縮も目立ちます。
では、どのようなことをすると肝臓に負担がかかるのでしょう。

1) 睡眠不足、夜更かし
・起きて活動する時間が長ければ長いほど、肝臓はエネルギーを消耗する。
・活動のあとに発生した様々な老廃物を処理するのも肝臓の役目。
 →睡眠不足は2つの余分な負担を肝臓にかける。
・夜型の生活は自律神経のバランスを崩し、肝臓にも悪影響を与える。

2) 運動不足
・運動不足による過剰な栄養の蓄積や排出は肝臓に負担をかける。
・運動不足で筋肉を動かさない、末梢からの血液の戻りが悪くなり、汚れた血液が体に溜まる。肝臓はその処理に追われる。

3) ストレス(自律神経)
・精神的なストレスは交感神経を緊張させるが、肝臓を始めとして臓器を動かす神経は交感神経と拮抗する関係にある副交感神経であるため、体がストレスに対して抵抗している間、肝臓はうまく働けない状態が続く。
・交感神経の緊張は多くの内臓の血液量も減少させ、肝臓に余計な負担をかける。

4) ストレス(脳)
・脳に血液を供給するためには、肝臓のはたらきが重要である。
・精神的ストレスで脳が酷使されると、大量の血液が必要となり、肝臓の負担が大きくなる。
・肝臓のはたらきがよいと血液の供給力が大きく、脳は酷使に耐えられる。
・肝臓の能力が小さいと、脳は疲れやすくなり、思考力が散漫になり、イライラして怒りやすくなる。
・肝臓が弱ると、睡眠にも影響し、寝付きが悪く眠りが浅くなる。 →ストレスにも弱くなる。

5) 食べ過ぎ
・食べ過ぎは、過剰な栄養の処理に追われて、肝臓が疲労する。

6)卵、牛乳、乳製品、肉類、小麦粉(パン、パスタ、麺類等)など
・高タンパク、高脂肪な食べ物の消化は、他の栄養を処理するよりも肝臓にとって負担になる。

7) 揚げ物(フライ、てんぷら、スナック菓子等)
・過酸化脂質、トランス脂肪は肝臓にとって非常に有害である。

8) 便秘
・腸内から発生するアンモニアやメタンなどの有害物質は、血液中に吸収され、最終的に肝臓に運ばれて解毒される。便秘で有害物質が大量に発生すれば肝臓にとって負担増。

9) 食品添加物、農薬などの有害物質
・解毒、排出を担当する肝臓の負担。

10) アルコール

11) 薬
・薬の種類や体質によっては解毒をつかさどる肝臓に負担がかかる。


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