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DHEAと不妊治療

DHEA (デヒドロエピアンドロステロン) とは、体内の副腎から分泌され,後にテストステロンとエストロゲンに変化します。25歳をピークに加齢とともに低下していきます。

卵巣を若返らせ、機能アップをはかれると言うことで話題になった薬ですが、実際のところはよくわかっていません。

DHEAについて調べてみると、若返りの薬として、
① 精力が高まる
② 気分・記憶力・集中力が高まる
③ 免疫能が強める
④ インシュリンの正常な分泌を助けて糖尿病を予防する
⑤ 老化防止
などなど、魔法の薬のように書かれています。

その一方で、次のようなことが懸念されています。
① ニキビや体毛が増えることがある
② 乳ガンや前立腺ガンのリスクを高める
③ 肝臓への負担

いずれにしても、過剰摂取と長期服用は避けた方が良さそうです。
※適量は1日に25-50mg

また、妊娠時にも男性ホルモンは増えますが、DHEAの過剰摂取によって男性ホルモン値が高くなってしまえば、妊娠しづらくなります。
体が妊娠しているときと同じような状態だと、妊娠しにくくなるというのは「高プロラクチン血症」と似てますね。
※テストステロン基準値 10~60ng/dl (より良い値は20~50ng/dl)

DHEA FAQ
DHEA文献集
by acure0038 | 2008-06-13 19:48 | 妊娠しやすい体作り
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