カテゴリ:肝臓病( 2 )

肝臓と疲労は直結している

食べ過ぎ・飲み過ぎ、睡眠不足、ストレス、運動のし過ぎなど、日常的な行いの一つひとつが、肝臓の酷使や脂肪の沈着につながり、肝臓疲労を引き起こす原因になります。使い過ぎや脂肪沈着のために機能が低下した肝臓は、代謝や解毒といった役割を十分に果たすことができず、エネルギー不足や毒素が蓄積されて疲れてしまうのです。また、腹部内の多くの主要臓器とつながっている肝臓の機能低下が全身の疲労に直結しています。

「 不摂生やストレスなど → 肝臓疲労(肝機能低下) → 疲労として感じる 」



肝臓に負担をかける原因
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■睡眠不足、夜更かし
・起きて活動する時間が長ければ長いほど、肝臓はエネルギーを消耗する。
・活動のあとに発生した様々な老廃物を処理するのも肝臓の役目。
 →睡眠不足は2つの余分な負担を肝臓にかける。
・夜型の生活は自律神経のバランスを崩し、肝臓にも悪影響を与える。
■運動不足
・運動不足による過剰な栄養の蓄積や排出は肝臓に負担をかける。
・運動不足で筋肉を動かさない、末梢からの血液の戻りが悪くなり、汚れた血液が体に溜まる。肝臓はその処理に追われる。
■ストレス
・精神的ストレスに対処するために交感神経が緊張するので、肝臓を動かす神経である副交感神経がうまく働かない。
・交感神経の緊張は多くの内臓の血液量も減少させ、肝臓に余計な負担をかける
■食べ過ぎ
・食べ過ぎは、過剰な栄養の処理に追われて、肝臓が疲労する。
・タンパク質の分解によって発生する毒性物質、アンモニアによるエネルギー産生サイクルの阻害
■高タンパク、高脂質の食事
・高タンパク、高脂肪な食べ物の消化は、他の栄養を処理するよりも肝臓にとって負担になる。
・過酸化脂質、トランス脂肪は肝臓にとって非常に有害である。
■脳の疲労
・脳に血液を供給するためには、肝臓のはたらきが重要である。
・脳が酷使されると、大量の血液が必要となり、肝臓の負担が大きくなる。
・肝臓の能力が小さいと、脳は疲れやすくなり、思考力が散漫になり、イライラして怒りやすくなる。
・肝臓が弱ると、睡眠にも影響し、寝付きが悪く眠りが浅くなる。
■筋肉疲労
・アンモニアが増加するため、肝臓はその処理に追われる
・アンモニアによるエネルギー産生サイクルの阻害
■アルコール
・過剰なアルコールの分解
・分解時に発生する毒性の高い物質・アルデヒドによる、肝細胞内のミトコンドリアの機能低下


肝臓のツボ
では肝臓のメンテナンスのためにはどうするか?
基本は休息ですが、それぞれの原因によって、しっかり睡眠を取るとか、食生活を改めるとか、軽く運動するとか、お酒を控えるとかすればいいわけです。
最近、「シジミが肝臓にいい」なんて言われてますよね。シジミを摂るのもいいと思います。
代表的なツボとしては「肝兪」
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アキュア鍼灸院
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by acure0038 | 2014-01-09 20:03 | 肝臓病

肝臓を守る食事

(1) 穀物を十分にとり、未精製のものが望ましい
 肝機能が落ちると血糖を調節する力が落ちますが、玄米など未精製の穀物なら血糖の急激な上昇を防ぎます。

(2) 野菜や果物、海藻を積極的にとる
 野菜にはビタミンや食物繊維が豊富です。食物繊維は便通を良くする作用があり、腸内細菌を良い方向へと変化させます。便通や腸内細菌の変化は腸内からのアンモニアの吸収をおさえます。サラダなどの生野菜はたくさん食べているようで、実は十分な量がとれません。また、トマト、レタス、キュウリなどは食物繊維が少ないので、豆類や根菜類などで調理したものも十分にとって下さい。
 海藻やきのこ類には、食物繊維やミネラルが多いので積極的にとりましょう。
 
(3) たんぱく質は良質のものを必要量(1日あたり1.0~1.2g/Kg体重)にする
 肉類のとりすぎを避けて、豆類や野菜、大豆製品、魚類、鶏肉などから良質のたんぱく質を適当量とります。

(4) 脂肪分を控えること、特に過酸化した脂肪を少なくする
 現代の食生活では脂肪の多い食事が問題です。脂肪をとり過ぎないためには、乳製品や肉類なども控え目にします。古くなり劣化した脂肪は過酸化脂質と呼ばれ、肝臓にとっても負担と
なります。特に開封して日が経ち、日光にさらされていた揚げもの、ポテトチップなどの菓子類などは避けましょう。

<食事療法のポイント>

・ 高エネルギー食、高たんぱく食にならないように
   脂肪肝やアンモニアが高くなる原因となります。また、結果的に炭水化物や食物繊維の
  量が少なくなります。
・ 肉は控えめに。特に牛肉・レバーに要注意。
・ 赤身魚は控えめに。青魚はほどほどに。白身魚はしっかりと。
・ 貝は控えめに。
・ 卵は1日1個。
・ 緑の濃い青菜類・海藻類・豆類・種実類は少し控えめに。強い制限はしないこと。
・ 牛乳・乳製品はしっかりと。
・ 食べ合わせに要注意。

   ◎ビタミンCの豊富な果物は間食に。(柑橘類・いちご・キウイフルーツ・柿など)
   ◎緑茶・コーヒー・紅茶をしっかりと。
・ 禁酒。
・ 1日3食を規則的に

   肝臓に糖分をグリコーゲンとして貯留する力の弱くなった人では、回数を多く規則的に
  とることが大切です。
・ 腹8分目を目安に
・ 深夜に消化の悪いものをとらない

   肝硬変で栄養状態の悪い人では、就寝前にも炭水化物を中心にエネルギーを補うことが
  すすめられます。
   しかし、深夜に脂肪の多い消化の悪いものをとると、胃腸に負担をかけます。
・ 食後1時間はお風呂に入らない
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by acure0038 | 2008-03-18 19:40 | 肝臓病