カテゴリ:妊娠・出産( 33 )

妊娠中の生活リズムが赤ちゃんに及ぼす影響

母親の食事パターンが胎児の脳内時計に与える影響を解明

太田英伸助教(東北大)らのグループは、胎児の脳・臓器は、母親が体験する昼夜のリズムよりも、母体の食事スケジュールに優先的に反応することを明らかにした。

妊娠ラットに朝型・夜型の2つの異なる食事スケジュールを与え、昼夜の区別のある同一の光環境で管理した。
その結果、母親ラットの脳内生物時計は光環境に反応し、2つのグループで同じ昼夜のリズムだったにもかかわらず、胎児の脳・肝臓に存在する生物時計のリズムは、
母親が朝型の食事スケジュールの場合には朝型パターンに、夜型の食事スケジュールの場合には夜型パターンに適応した。

これまでも胎児の健全な発達には、妊娠中の母親の規則正しい生活リズムが重要なことが一般的な生活の知恵として言われてきた。
本研究は、妊娠母体の摂取する栄養の種類だけでなく、食事のタイミングが胎児の生理に大きく影響すること、また妊娠母体の食事スケジュールは母親が日常経験する光環境に比べ胎児にとってより重要である可能性を明らかにした。(2008年)



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by acure0038 | 2014-01-08 09:00 | 妊娠・出産

妊娠中の食生活が赤ちゃんに及ぼす影響

妊娠中の不健康な食生活が子供を情緒不安定に?

オーストラリアの大学の研究チームが
2万3000人以上の母親を対象としたノルウェーの調査を分析した結果、
妊娠中の食生活と生まれてきた子供の行動や情緒面に関係がある
ことがわかりました。
母親に妊娠中の食生活と生まれてきた子供の様子についてアンケートを行ったところ、
妊娠中にジャンクフードなどの不健康な食べ物を食べていると、
生まれてくる子供がうつ病や不安症になったり、
攻撃的でキレやすい性格になるリスクが高くなるとの結果が出ました。


妊娠・授乳中の母親の食生活の嗜好は子に受け継がれる

London's Royal Veterinary College のStephanie Bayol博士とNeil Stickland博士らのチームは、妊娠、授乳期間を通じて、ラットを2つのグループにわけ、一方には、 通常の食事だけを与え、もう一方には、通常の食事に加えて、ビスケットやマシュマロ、ドーナツ、チョコレートマフィン、バターピーナッツ、ポテトチップス等を与えました。

そして、出産した後、10週間にわたり、子のラットの食生活を観察しました。

全ての子どもはジャンクフードを好きなだけ食べることが出来るようにしたところ、妊娠授乳期にジャンクフードを食べた母親の子は、通常の食事をした母親の子に比べて、よりジャンクフードを好んでたくさん食べることで肥満になる傾向が確認されました。

このことから、母親の妊娠授乳期の食生活の傾向は子に受け継がれるとして、妊娠授乳期には、バランスのとれた正しい食生活を送るべきであるとしています。


妊娠中の食生活と子どものアレルギー体質との関係

763組の日本人の母親と子ども(生後16~24ヶ月)を対象に、妊娠中の食事内容についてのアンケートを実施し、子どもの健康状態との関連性を調べました。

その結果、妊娠中に緑黄色野菜や柑橘系くだもの、ベータカロチンの摂取量の多い母親の子どもは、湿疹にかかるリスクが、それぞれ、59%、47%、48%低く、妊娠中のビタミンEの摂取量の多い母親の子どもは、小児ぜんそくを発症するリスクが46%低いことが分かりました。

このことから、妊娠中に緑黄色野菜や柑橘系くだもの、ベータカロチン、ビタミンEを多く摂取することは、子どもの湿疹やぜんそくなどのアレルギーの予防になるのではないかと結論づけています。


妊娠初期の食生活が子の肥満体質に影響を及ぼす

サザンプトン大学の研究者らは、へその緒から母親の食事によって変わる遺伝子を突き止め、その遺伝子が発現した子どもは6~9歳時点で肥満になっていることを25%も予測したとのことです。

妊娠中に炭水化物の少ない食生活を送ると、子どもの遺伝子発現を変え、将来太りやすい体質になり、生活習慣病のリスクが高くなるそうです。

それは、出生後の貧困な栄養環境でもサバイバル出来るように、省エネ型の体質にして、備えるためだそうです。


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by acure0038 | 2014-01-03 09:00 | 妊娠・出産

妊娠中の貧血が赤ちゃんに及ぼす影響

妊婦の貧血は早産のリスクが上がる

妊娠すると、貧血になりやすいですが、
妊婦が貧血になると早産や低出生体重児のリスクが上がることが
アメリカのハーバード大学公衆衛生学部の調査で明らかとなりました。

調査チームによると、妊娠と鉄剤に関する研究48件と
妊娠中の貧血に関する研究44件の論文の解析を行ったところ
妊娠中に鉄剤を服用していた妊婦へのヘモグロビン値は平均で4.59g/l高く、
貧血リスクが50%、鉄欠乏症リスクが41%、鉄欠乏性貧血のリスクが60%、
子供が低出生体重児のリスクが19%、それぞれ減少することが判明しました。

また、妊娠初期から中期にかけて貧血になった妊婦の子供
低出生体重のリスクが1.29倍、早産リスクが1.21倍に上がっていたそうです。

鉄剤の服用量が1日辺り10mg増加するごとに、
妊娠中の貧血リスクは12%減、
低出生体重のリスクは3%減となり、
子供の出生体重は15g増加することもわかりました。

これらの調査結果から、調査チームは
「妊婦が鉄剤を服用することは、妊娠中の貧血や子供の出生体重を改善する方法の一つになる可能性がある」と述べています。


妊婦が貧血になりやすい理由

30~40%の妊婦が貧血になると言われています。
なぜ、妊娠すると貧血になりやすくなるのでしょう?

妊娠すると、自分だけではなく胎児にも栄養や酸素を送らなくてはいけませんよね。

妊娠前は、自分の身体に栄養と酸素を供給できる血液量があれば十分だったのに、
妊娠すると胎児分も血液量が必要となるため、造血機能がフル回転し、必要な分の血液量を増やします

妊娠初期から血液は徐々に増え始め、妊娠後期には最大36%も血液量が増えますが、
血漿は47%増加するのに対し、赤血球は17%しか増加しません。

つまり、血液中の赤血球の割合が低くなるということですね。

貧血は、赤血球中のヘモグロビンが不足することが原因ですので、
妊娠中はどうしても貧血になりやすくなるのです。


妊娠中の貧血を予防するためには

ヘモグロビンを増やすためには、鉄分が欠かせません

そのため、妊娠中の貧血を予防するためには、
鉄分を積極的に補給する必要があります。

アサリや牡蠣などの貝類、
小松菜やほうれん草などの緑黄色野菜、
わかめやひじきなどの海藻類、
納豆や黄粉などの大豆製品など
鉄分の豊富な食品を積極的に食べて、鉄分補給に努めましょう。



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by acure0038 | 2014-01-02 09:00 | 妊娠・出産

進化する逆子の灸

一般的な逆子の灸といえば、三陰交至陰の灸です。

逆子治療に「至陰」を使うというのは、何百年、何千年と進化のない治療穴です。
それなりに高い効果があるので、研究が進まないのでしょう。

しかし当院では、一般的な鍼灸院よりも圧倒的に妊婦さんを診させていただく機会が多いので、それでは満足しません。よりよい治療の追求を惜しみません。

当院では今年初めから、至陰を使わず、照海という足のツボや、
胃兪・三焦兪・腎兪といった腰のツボを使うことがあります。
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三陰交・至陰という組み合わせでももともと95%以上の治療効果があったのが、今ではもっと回ってくれる赤ちゃんが増えました。

でも、まだです。まだ進化の余地があると思っています。
さらなる進化した治療を少しずつ取り入れてますが、まだここでお話しすることはできません。

ただ、どのようなアプローチをしようと、妊婦ライフの見直し(養生指導)はとても重要です。
ざっくり言えば、冷えに気をつけましょうとか、ゆったりのんびりしましょうとか、そんなことですが、これができるかできないかで、治療の効果も大きく変わってきますので、妊婦ライフの見直しは欠かせません。
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by acure0038 | 2013-12-08 09:00 | 妊娠・出産

<新出生前診断>羊水検査後陽性53人中絶(毎日新聞)

 妊婦の血液から胎児の疾患の有無を判定する新型出生前(しゅっせいぜん)診断(NIPT)の臨床研究で、診断結果が陽性反応だった67人のうち、その後の羊水検査などで陽性が確定した少なくとも54人のうち53人が中絶を選んでいたことが分かった。

 臨床研究を実施する研究者らが参加する組織「NIPTコンソーシアム」(組織代表=北川道弘・山王病院副院長)が今年4月から9月末までに検査を受けた約3500人について解析した。仙台市で開催中の日本人類遺伝学会で22日、発表する。

 新型出生前診断は今年4月に開始。染色体異常によって起きるダウン症(21番染色体の数に異常がある21トリソミー)、いずれも重い心疾患などを伴う13番染色体異常の「13トリソミー」、18番染色体異常の「18トリソミー」の3疾患が対象。陽性と判定されても、35歳の妊婦では胎児がダウン症である確率は80%程度にとどまるため、羊水検査などを受ける必要がある。


 解析結果を知る関係者によると、解析対象となった約3500人の妊婦の平均年齢は約38歳。3疾患のいずれかで陽性反応が出たのは全体の約1.9%にあたる67人。そのうち妊娠が継続し、羊水検査など確定診断を受けた62人の中で、陽性が確定し、流産もしなかった症例が少なくとも54人おり、そのうち53人が中絶を選んだ。1人は調査時、妊娠を継続するか否かを悩んでいたという。中絶を選んだ53人の内訳は、▽ダウン症33人▽13トリソミー4人▽18トリソミー16人--だった。

 新型出生前診断の開始にあたっては、簡便なため、妊婦が十分認識を持たずに受け、動揺する可能性がある▽染色体異常のある胎児の排除や生命の選別につながりかねない--などの問題が指摘された。この診断について、日本ダウン症協会の水戸川真由美理事は「命を選択する手段になっていいのかという議論が進まない中、出生前診断の技術ばかりが進んでいる」と危惧する。

 生命倫理に詳しい※島(ぬでしま)次郎・東京財団研究員は「新型出生前診断の眼目は、流産リスクのある羊水検査を回避できる点にあり、中絶の人数ばかりに注目すべきではない。検査の精度を検証するとともに、ほとんどが中絶を選んだことについてカウンセリングに問題があったのか、改善すべきかを明示しないと当初の臨床研究の目的にそぐわない」と話している。【須田桃子、斎藤広子、下桐実雅子】

 ※は木へんに勝


【関連記事】
<出生前診断って?>図解なるほど
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by acure0038 | 2013-11-22 10:08 | 妊娠・出産

産婦人科・産科病院が減少…22年連続

 厚生労働省は4日、昨年10月1日時点で産婦人科・産科を開設している病院は前年より8施設少ない1387施設だったと発表した。

 産婦人科・産科病院の減少は22年連続となる。

 小児科も43施設減の2702施設で19年連続の減少となり、いずれも過去最少を更新した。同省の2012年の医療施設調査・病院報告の集計結果で、同省は「少子化による出生数減少や医師不足に加え、夜間・休日の患者集中や訴訟リスクの増大などの厳しい環境が影響している」と分析している。

 病院数全体も1年間で40施設減少し、8565施設となった。一方、人口10万人あたりの病院の医師数は全国平均で「159・1人」となり、前年より3人増えた。都道府県別の最多は「227・2人」の高知で、最少は「109・9人」の埼玉だった。

(2013年9月5日 読売新聞)



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by acure0038 | 2013-09-05 19:23 | 妊娠・出産

産前産後の悩み相談サイト 助産師ら専門家助言 (読売新聞)

 妊娠中や出産後の女性から寄せられる相談について、インターネット上で助産師や保健師らがアドバイスするサイト「ポコママサロン」が開設された。専門分野から助言することで、妊婦や母親らに安心感を与える。

 出産前後の女性向けにセミナーなどを開く「日本マタニティセラピスト協会」が作った。産後の女性を対象にエステサロンを開く神戸市灘区の横田真由美さん(36)が昨年3月、助産師や看護師、ソーシャルワーカーなど仲間15人で設立した。きっかけは「産後うつで1年間引きこもっている」「40歳代で初産だと体力がもたない」といった相談を耳にしたこと。

 一般的な解決方法を示す雑誌やサイトはあるが、専門家らが個別の悩みや相談にネットで対応できる仕組みを検討。専用ホームページ(http://japanmta.wix.com/jmta)とフェイスブックページ(https://www.facebook.com/pocomamasalon)を開設し、相談内容に応じてアドバイスしたり、相談者が住む地区の医師らを紹介したりした。

 サイト名の「ポコママサロン」は、妊婦のおなかが「ポコッと」膨らんでいることと、「少しずつ」を意味するイタリア語の「ポコアポコ」から、「ママになるために少しずつ心と体を整えてほしい」との思いを込めた。

 相談料は月5000円で、月内なら何度でも相談できるよう調整中。横田さんは「正確な知識に触れることで安心して子育てをしてほしい」と話している。

(2013年8月19日 読売新聞)




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by acure0038 | 2013-08-19 15:16 | 妊娠・出産

「産後ケアセンター」を全国で整備

産後の母子、施設でケア…新米ママの不安緩和

 政府は、これまで手薄だった出産時の支援を強化するため、出産直後の母子を宿泊日帰りで受け入れる「産後ケアセンター」を全国で整備する。

 核家族化で実家に頼れない妊産婦が増えるなか、出産で疲弊した母親の心身のケアや授乳支援などを行い、子育てのスタート期を応援するのが狙い。6月にまとめる「経済財政改革の基本方針(骨太の方針)」に盛り込み、来年度はモデル事業に取り組む。

 「産後ケアセンター」には助産師らが常駐し、産後の母体の回復や赤ちゃんの健康チェック、もく浴や抱き方などの指導や育児相談も行う。

 多世代同居が減り、産後に頼る人のない母親が増えている一方、出産時の入院期間は産科医不足のため以前の1週間から4、5日が一般化している。

 授乳にも慣れないまま退院し、育児不安や過労により、出産後に1割が産後うつを発症しているとされる。虐待に発展したり第2子以降の出産を困難にしたりするケースもあり、産後ケアの必要性が指摘されていた。

(2013年5月27日 読売新聞)
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by acure0038 | 2013-05-27 18:42 | 妊娠・出産

妊娠中やっておけばよかったランキング

妊娠中やってよかったランキング

1位  夫婦2人でお泊まり旅行
2位  豪華ディナーでグルメデート
3位  編み物や裁縫にチャレンジ!
4位  仕事を忘れてのんびり
5位  読書や調べものに没頭
6位  元気なベビーのために運動
    映画・コンサートを楽しむ
8位  友達と思う存分遊ぶ
    資格取得・習い事に励む
10位  夫婦でパパ・ママになる準備


妊娠中やっておけばよかったランキング

1位 産後に備えて資格取得
2位  エクササイズで健康維持
3位  気になる有名店で外食
4位  夫婦2人で旅行
5位  ベビーグッズを手作り
6位  夫婦の時間を過ごす
7位  片付け&掃除をしておく
8位  出産・育児の情報集め
    映画・コンサートに出かける
10位  妊娠出産のメモリアルを残す

チビタスより)

どちらも似たり寄ったりですが、共感できるのもありますね。
「資格取得」とは思いつきませんでした(笑)
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by acure0038 | 2013-05-11 17:58 | 妊娠・出産

『産科が危ない―医療崩壊の現場から』

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なぜ、妊婦はたらい回しにされたのか? なぜ産科医は減ってしまったのか?

産科の訴訟件数は外科の4倍、内科の8倍。リスクを恐れて産科医になる人が激減。
医療事故、医師不足、高齢妊娠・出産の増加など周産期医療をめぐる様々な現状と課題。
医療不安が医師を減少させ、医療崩壊へとつながっている現実。
医療の危機的な状況と改善に向けた取り組みを紹介する一冊。

著者は、2007~11年まで日本産科婦人科学会の理事長を務めた慶大産婦人科の教授。
吉村泰典著(角川ワンテーマ21、2013年4月10日発売)
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by acure0038 | 2013-04-24 17:42 | 妊娠・出産