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ナス(茄子)

「秋ナスは嫁に食わすな」 という諺は、嫁いびりではなく、秋にナスを食べるとカラダが冷えて子供ができにくくなるからという説があります。夏野菜は全般的にカラダを冷やす作用がありますが、ナスは特にその効果が顕著です。ナスは栄養価はあまり高くありませんが、民間療法ではさまざまに用いられています。

ナスの歯磨き粉は有名で、ナスのへたを黒焼きにして粉末状にしたものを指に付けて歯茎をマッサージします(歯周病)。

ほかに、止血作用、利尿作用(カリウム)、毛細血管を丈夫にする作用(ルチン)、コレステロール降下作用(ナスニン、サポリン)、老化防止作用(ポリフェノール)など、さまざまな作用があります。

面白いところでは、生で食べると毒キノコの解毒作用があるそうですが、毒キノコを食べたら病院に行ってください(笑)

くれぐれも食べ過ぎないでくださいね。
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by acure0038 | 2007-07-30 19:50 | 食物の薬効

クーラーと扇風機

夏の過ごし方の知識のひとつとして、クーラーと扇風機についてお話したいと思います。

最近はどこへ行ってもクーラーがかかっており、カラダを冷やすので良くない!と、考える人が増えてきました。確かにその通りではあるのですが、だからといって、扇風機に当たっているのも良くありません。

扇風機に当たっていてカラダがだるくなることはありませんか?それが扇風機のせいだと知らずに過ごしている方もいるかもしれません。

扇風機からは邪気のひとつである風邪(ふうじゃ)が人工的に作られており、体がだるくなったり、手足にチカラが入らなかったり、汗をかいたあとに風邪(ふうじゃ)に当たれば、顔面神経麻痺なども起こり、実際よくそのような方がいらっしゃいます。

しかし、夏の暑さをガマンするのも辛いものです。やはり、クーラーを適温に設定し、冷たい風が直接カラダに当たらないようにするのが良いでしょう。

ちなみに、夏に汗をあまりかかないでいると、秋になって不眠になります。(夏の過剰な陽気は汗によって発散しなければいけません)

反対に汗をかきすぎて低カリウム血症になり、夏ばてを起こす人がいますが、カリウムが豊富なキュウリを食べていると予防になります。さすが夏野菜!自然は良くできています。
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by acure0038 | 2007-07-27 20:38 | その他

トマト

食べ物シリーズ第3弾はトマト!
夏野菜ですから、カラダを冷やす性質を持っています。

成分としては、ビタミンB、C類を多く含んでいるほか、アトロピン(副交感神経抑制、鎮痙作用)と似た成分を含んでいます。また、細菌や真菌の抑制作用もあります。

応用方法としては、口内炎の時、1日に数回、一回に数分間トマトジュースを口に含む。(私が小さい頃は祖母からシソの葉を貼ると良いと教えられました。これも本当に効果のある方法です)

また、胃潰瘍など胃痛があるとき、トマトジュースとジャガイモの絞り汁を半カップずつ一緒に飲む。トマトにもジャガイモにもアトロピンが含まれ、痛み止めの働きがあります。ジャガイモの生汁のこの効用については、ドイツでも古くからある民間療法だそうです。



ちなみに、ウチの庭で栽培しているトマトは、半分以上カラスのエサになっています。。。(TдT)
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by acure0038 | 2007-07-25 23:56 | 食物の薬効

玄米と大麦の違い

玄米も大麦もビタミンやミネラルが豊富で、大変栄養価に富んだ食物です。(特にビタミンB群)

しかし、その性質は反対で、玄米が熱性で温める作用が強いのに対し、大麦はわずかに寒性で、熱を除く作用があります。

だから、カラダが陰証で冷え性のタイプの人には玄米で温めてやるのが良く、反対に陽証で胃腸に熱を持ち、潰瘍や口内炎を起こしやすく、口が苦く舌に白苔ができるようなタイプの人には大麦でカラダの内部の炎症を除いてやるのが良いのです。

なんでも玄米食がよいと思って陽証の人が玄米を摂りすぎると、胃がもたれたり、口内炎がよりひどくなったりするので、注意しなければなりません。口臭や歯槽膿漏なども多くは陽証になるので大麦の適応症となります。

今ではかなりメジャーになりました「炒麦芽」。高プロラクチン血症の人にサプリメントとして用いられますが、昔から漢方薬としてあったものです。これも大麦からできています。
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by acure0038 | 2007-07-24 20:25 | 食物の薬効

ゴボウ(牛蒡)

ゴボウは血液の解毒作用にすぐれています。

ゴボウの作用についてある文献を引用しますと、「新陳代謝を強め、血液循環を促進し、大小便をよく通じ、婦人の血の道を良くし、古血を下し、卒中の予防、胃癌、子宮癌などにも効果があり、また、外用すれば消炎鎮痛効果にもすぐれている。」 とあります。

食べることを基本としていますが、外用としては「できもの」に対して、潰して湿布するか、搗き汁を塗ると良いようです。(乾いたら取り替える)

ただし、湿疹やアレルギー性皮膚炎などの人は多食してはいけません。なぜなら「アク」があるからです。ゴボウの解毒作用は主に利尿の形を取るので、ほかのアクの強いものほど皮膚に現れる反応は強くありませんが、多食は禁物です。


ちなみに、ヨーロッパでは民間薬として利尿剤に用いられるだけで食べません。中国でも食用にされていたのは宋代までで現在ではあまり食べられていませんし、韓国でもほとんど食べられていません。

そういえば、私も中国にいたとき、中国人の友達に日本料理を作ってあげようと思い、あちこち探しましたが、結局見つかりませんでした。
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by acure0038 | 2007-07-23 21:05 | 食物の薬効

魚の目(ウオノメ・鶏眼)の治療法

 ウオノメの治療法といえば、今ではサリチル酸配合の薬を塗るのが一般的になっていますが、(経験のある方はご存じだと思いますが)なかなかうまく治りません。

 しかし、東洋医学では昔からウオノメの治療法が確立しており、しかも効果的です。痛みもすぐに取れますのでオススメです。ちなみにウオノメのことを「鶏眼(けいがん)」といいます。

では、具体的な治療法をご紹介しましょう。

1.ウオノメの中心部にお灸を施します(焦灼灸)。ウオノメの病巣を焼いてしまうのです。これにより痛みはほぼ取れるか、かなり軽減されます。

2.「紫雲膏」という塗り薬を塗って、ガーゼや包帯で保護します。紫雲膏以外に、白ネギを切って内側の汁の付いてる方を当てるのも良いです。また、ニンニクを潰して貼っておくのも良いです。

これを何日か繰り返すことで、スムーズに治っていきます。
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by acure0038 | 2007-07-20 18:50 | その他

チャングムの誓い

「チャングムの誓い」をご覧になった方は多いと思います。

私はチャングム役のイ・ヨンエさんは大好きですが、北朝鮮の金成日もイ・ヨンエさんのファンだそうで、イ・ヨンエが韓国にいるから、北朝鮮は韓国に攻めてこない!なんて話もあるそうです。

さて、ドラマの中で針を刺すシーンが数多く出てきますが、みなさん覚えてるでしょうか?針を抜いたときに、針をじっとみつめる演技を。

鍼灸治療を受けたことのある方で、針の先生が針を抜いた後、針をじっと見つめているのを見たことはないと思います。この問題は韓国で話題になったそうで、韓国の先生たちも患者さんから「なぜ針を抜いた後、針を見ないのか?」と質問攻めにあったそうです。

結局その答えは、誰が始めたのかはわかりませんが、緊迫感や迫力を出すための演技だそうです。

今は昔に比べ針が細くなっていますので、針を刺した後、患者さんがチカラを入れたりしてしまうと、針が曲がってしまうことがあります(針が折れることはほとんどありません)。ですので、針が曲がったかどうかぐらいは見るかも知れませんが、針に何かついているわけではないので、そういった意味で見ることはありません。
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by acure0038 | 2007-07-11 20:24 | その他

歯周病と早産・流産

 歯周病で歯茎に炎症のある人は、早産・流産あるいは未熟児を産む危険が、そうでない人に比べ5~7倍も高いそうです。また、歯周病を治すとホルモンバランスも良くなると言われます。

 歯周病・歯肉炎によく使われるツボと、不妊治療によく使うツボを比べると、これらの関係性を疑わせる所もあり、東洋医学的に見てもやはり何かあるな!と思われます(特に腎気とお血)。

 ちょっと意外な組み合わせですが、日本やアメリカなどの大学、研究機関で研究されており、俗説などではありません。今日からちょっと気を付けてブラッシングしていきましょう。(自己流ではダメだそうですよ。)

チェック → ママとベビーのスマイルガイド
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by acure0038 | 2007-07-10 23:49 | 妊娠しやすい体作り

不妊治療はいつまで?!

「不妊治療はどの段階で終了となるのか?」という問い合わせがありました。
妊娠が確認された時?安定期に入ったとき?

一応の目安を言うと、「妊娠を確認してから1ヶ月ぐらい」でしょうか。
「妊娠2ヶ月」という段階です。この時点で赤ちゃんがどのような状態かというと、

  ・妊娠4~5週・・・超音波検査で胎嚢および胎芽が確認できる
  ・妊娠5~6週・・・超音波検査で胎芽の横に丸いリング(卵黄嚢)が映る
  ・妊娠6週・・・・・・超音波検査で胎児心拍を確認
  ・妊娠7週・・・・・・人間らしい形になり、各臓器ができてくる
  ・妊娠8週・・・・・・ようやく胎児と呼ばれるようになります

しかし、人によって、状態によってまったくその答えは変わってきますので、正直なんとも言えません。例えば、以前に流産の経験があり、病院の検査の数値的にも、東洋医学的診断的にも不安定な状態であれば、やはり安定期(16週以降)に入ったところでとりあえず終了と言えます。

妊娠4,5ヶ月以降に流産経験のある方は、出産するまで安心できないとも言いますので、この場合は「出産するまで」ということになるでしょう。

あとは、ご本人の希望もあるでしょうから、最終的には相談しながら、という形になります。
主役はあくまでご本人ですから、当院の立場としては意見や助言をしながら、本人主導で治療を進める、というスタンスを守ります。

できれば、不妊治療がひと段落したあとも健康な赤ちゃんを育てるために、自宅で三陰交などのお灸を続けてもらうことをオススメしています。
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by acure0038 | 2007-07-06 23:14 | 妊娠しやすい体作り

月経前の乳房の張り

 月経前に乳房が張ったり痛んだり、乳頭が痛んだり、、、、、西洋医学的には月経前症候群(PMS)と呼ばれ、不妊の確率が高くなります。

 東洋医学的には、月経前というのは衝脉・任脉(妊娠にとって大切な経絡)の気血が満ちあふれ、肝気が高ぶります(精神的に緊張したような状態)。

 衝脉任脉に過剰に気血が満ちると、あふれて胃経に注ぎます。これが月経前に乳房が張る(東洋医学的な)メカニズムです。ちなみに悪阻(つわり)のメカニズムと同じです。

 さらに、もともとストレスの影響を受けやすい体質の方は「肝鬱気滞」という状態が月経前にひどくなり、乳房の張りをさらにきついものとします。

 おもしろいのは、治療をしていくとげっぷおならがよく出るようになり、月経前の乳房の張りも楽になっていきます。「げっぷ」や「おなら」は好転反応と言えます。

 西洋医学的には、乳房の張りとげっぷやおならなど、とても想像のつかないほどかけ離れた存在ですが、東洋医学的には一連の繋がりをもった症状なのです。
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by acure0038 | 2007-07-03 23:23 | 妊娠しやすい体作り