周期療法についてのご質問があったので、この場を借りてお答えしたいと思います。
①体調を調える まず、不妊治療において大・大・大前提となるのは母体の健康です。 ほとんどの場合は、体調を調える治療をしつつ、周期療法を行います。 しかし、人によってはまず体調を調える治療を優先させなければいけません。 この場合、周期療法は何回か治療した後、ということになります。 逆にここのステップが必要ない人もいらっしゃいます。 このような方の場合、純粋に周期療法のみを行います。 ②周期療法 基本は周期ごとにその周期に合わせた治療になります。 治療頻度は、基本は週一回ですが、体の状態によっては週2回以上来ていただくこともあります。逆に、そこまで治療の必要がない人、ウィークポイントになっている周期だけ来ていただければ治療としてはOKな人は、大体2週間に1回ぐらいの治療で済みます。 ③体外受精を控えている場合 ある程度治療した後に体外受精に進むのが理想的ではありますが、体外受精を目前にして来院される方も多くいらっしゃいます。 例えば、アメリカのある学会誌に発表された記事によると、 IVFのみでの妊娠率約25%に対して、IVF+鍼灸治療での妊娠率は約50%まで向上しました。 妊娠率が2倍になるというのは大変なことですが、逆を言えば、それでもまだ50%なのです。 受精卵が着床し育つための環境がまだできていないからだと考えられます。 だからといってやるからには希望を持ってやりたいものです。 ですので、いずれにせよ原則にのっとって治療を行います。 体外受精直前・直後は少し治療回数を増やして集中的に治療を行います。 以上が不妊治療における流れとなっています。
by acure0038
| 2007-06-08 23:01
| 妊娠しやすい体作り
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