つわりのツボとしてもっとも有名なのは、「内関」というツボです。自分で指で押したり、皮内鍼という小さな鍼を貼り付けたりすることで、つわりが軽減するというデータもあります。 が、どうでしょう?声を大にしてみんなに勧めたい!というほどの効果は正直それほど・・・・ また、「裏内庭」というツボに灸をするというのもメジャーなやり方です。これは先ほどの内関よりも効果のある人は多いと思います。しかし、問題が2点。ひとつはお灸が熱いと言うこと(笑)もう一つは持続性に乏しいということです。 ※ 東洋医学的診断にしたがってツボを選択していくというのが本来のあり方で、同じ症状でも使うツボは人によって違うものです。「この症状にはこのツボ」というのはある程度しか効果が期待できません。今はその「ある程度」の部分を取り上げて話を進めています。 つわりの原因は、妊娠したことでホルモンバランスが変わったということに体が順応できないことが原因だとされています。しかし、それだけでは「気持ち悪くてご飯が食べられない」「たびたび吐いてしまう」といったレベルのつわりにはならないと個人的には思います。 もし、ホルモンバランスの変化だけが原因のつわりであれば、「朝やお腹がすいたときだけ気持ち悪い」「気持ち悪いけどご飯は食べられる」「吐くまではいかない」という理想的な(笑)つわりになるのではないでしょうか。 つわりのもうひとつの原因として、横隔神経の興奮があるのではないかと思います。この横隔神経の興奮を抑えてあげる治療をすることで、内関や裏内庭、背中やお腹のツボ刺激よりもはるかに良い効果を上げることができます。持続性も高く、実用的です。 さて、自宅でつわりをやわらげる方法もあります。 ポイントとなるエリアが2つあります。①上背部(肩甲骨と肩甲骨の間)と、②みぞおちです。 どちらも蒸しタオルなどで温めてあげると楽になるはずです。また、上背部を旦那さんにさすってもらう、あるいは軽く揉んでもらうというのもよいです。 それぐらい協力してもらわなくてはいけません^^
by acure0038
| 2009-06-23 20:09
| 妊娠・出産
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